入笠山ほか1座
入笠山(1955m)・アカノラ山(1799m) 


入笠湿原から入笠山

梅雨時は北の山はかなり昔のフレーズ
でも今年は関東甲信越とも梅雨入りはまだまだです。
未だ見ぬイチヨウラン候補のお山は2箇所・・・。
  

 2024年06月19日のお山めぐりは長野県の入笠山です。

 伊那市側の杖突峠からと富士見町側沢入登山口の2箇所を天秤にかけてオーソドックスに後者からとしました。今日は平日、8時前なら駐車場も大丈夫か、3時20分に宇都宮市を出発、まだ半分にも満たぬ沢入登山口駐車場には7時40分の到着でした。監視員さんに目礼して7時52分に出発、登山道に入って行きます。

   駐車場の山側はまだ空           町の建物
  

 左上に登る登山道は右上、左上、右上に方向を変えて標高1500mで東西尾根の鞍部に出て左上に緩く登って行きます。次いで小さくジグザグ登りになって標高1550m付近で富士見町の建物を見て登山道は尾根の左を巻くように西進です。明瞭な道は逆S字の曲がりから北に方向を変える標高1680m付近で法華道の分岐を通過し北上です。登路沿いにはササバギンランがいくつか咲いていました。

    
ササバギンラン              法華道分岐は直進
  

 間もなく下りになって獣除け柵を開けて通過し、レンゲツツジ、アヤメ、クリンソウ、ウマノアシガタが咲く入笠湿原に入ります。木橋を渡って湿原の登りになり、左右に走る木道に乗って左上が山彦荘・入笠山方面です。再び獣除け柵を通過し山彦荘前の幅広の砂利道を左に進み、花畑への案内板に従って左に下ります。道の左右はクリンソウでいっぱいでした。

   湿原のクリンソウ             山彦荘下からアカノラ山
  

 沢沿いにはシロバナノヘビイチゴ、ニリンソウ(サンリンソウ?)の白い花、ズダヤクシュが顔を出していました。右上に進む登山道、左にはクリンソウの群生があります。再び砂利の幅広道の丁字路に左に監視員がおり、目礼して花畑の柵をあけて花畑内左端の登山道を登ります。左にアヤメの集団、右側に見慣れぬ花はクリンユキフデですが終盤でした。

  クリンソウの集団                花畑内を登る
  

 小さな白い花のスズラン、ツマトリソウ、シロバナノヘビイチゴ、一本だけコウリンタンポポがありました。レンゲツツジが満開のジグザグ登りから分岐で右上の入笠山を選択し獣除け柵を通過して入笠山登山道に出て左上に登って行きます。

   
背後に蓼科山ほか              コウリンタンポポ
  

 樹林帯に入って傾斜がいったん緩んだ先でハイシニアの男性の後になります。その先の分岐点は左の迂回コースをパスして直進の岩場コースにしました。頂上直下で左に巻き道はレンゲツツジが出迎えてくれますが、すぐに伏木の階段の急登になります。十数人が憩う入笠山の山頂には10時15分の到着、9時45分の花畑の案内板では山頂まで30分でしたから表示どおりの時間だったようです。

先を行く男性    伏木の階段道         山頂には人が
    


 八ヶ岳全景、茅が岳、おおっと富士山も見えます。その右は鳳凰三山から甲斐駒、仙丈ケ岳でしょう。御嶽山、乗鞍岳から北アルプス方面も視界にありました。もう一度富士山をデジカメに収めて、人が増えてきた入笠山を撤収です。

    八ヶ岳方面

     中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳方面

      山頂にて             富士山・甲斐駒・仙丈岳
  

 南に下って分岐を左へ、迂回コースを下ります。左上の岩場コースには小学生の集団登山のようでかなりの人数が登って行くのが見えます。分岐に戻り、右下を見れば続々と集団が続き、「こんにちは」攻撃はしばらくぶりでした。

 花畑に入って正面に北八つを見ながらジグザグ下り、下部の椅子席で軽くランチ休憩です。やはり人気のお山でした。ランチの間にもどんどん登ってきます。15分ほど休憩しリスタート、山彦荘手前のトイレ前にはかなりの数の小学生の団体さんが整列していました。

    クリンユキフデ                トイレ前に集団
  

 入笠湿原に入ると同湿原の説明板の前で記念撮影中の小学生達が最終か、空くのを待ってデータを収め、湿原の左側を周回します。キバナオダマキが開花していました。さっそくデジカメに収めました。その先で直角に右へ、次の丁字路は左へ登って行くと、ガイド付きの大人の集団とスライドです。

 獣除け柵を通過し砂利道を横断し樹林帯を登り返しですが、登り切って野草園近くになるとマイヅルソウが咲き始めており、ゴンドラリフトの時間割の案内板を見ます。右側に名札と2本のベニバナイチヤクソウが目に入りました。「←イチヨウラン」の板が目に入りました。今日の目的その2で左に下り、順次それを追います。

 左へ、そして右へ、そこがイチヨウランの斜面でした。初めてみる花は認識するまで時間がかかるものですが、いったん見つけてしまえば次々と見つかるものです。望遠は3倍ですので近くのものしかミラーレスに収めることはできません。

     イチヨウラン               こんなものも
  

 撤収して遊歩道を下り、右へ方向を変えると展望台でした。八ヶ岳から富士山・甲斐駒までパノラマをデジカメに収めます。ニッコウキスゲ、グンナイフウロを見ながら登り返します。途中の東屋でお茶休憩でのんびりしました。

 おあとはゴンドラリフト乗り場まで登り返し、今日の目的その3のアカノラ山の山頂を踏むだけです。砂利道の登りになって左にベニバナイチヤクソウが一本、登り切って右の山頂方向は壁、少々下って右の砂利道に入りましょう。

  展望台から

 
 右に回り込んで正面に電波塔が目に入りました。ここからは左上に笹を分けます。途中で獣道か薄い踏み跡が出てきましたがすぐに消滅、左上の高みに向かってくるぶしほどの笹を分けます。獣除けの網の手前に石標と「富財令5 10/9」ほか数本の板、ここが1799mのピークトップでしょう。展望は木越の八ヶ岳でした。

     アカノラ山にて              木越しの八ヶ岳
  

 そさくさと撤収、獣除けの網に沿って北に下り、途中から左に笹を分けて無事砂利道に復帰でした。丁字路に戻って右下へ、すぐに分岐で砂利道を離れて左へ下ります。獣除けの柵を通過し入笠湿原上部から北東進で最初の丁字路を沢入登山口方面の左へ下ります。

 木橋を渡り、登り返して獣除け柵を通過、往路を忠実に辿ります。登山口近くでニシキウツギの先にミヤマハンショウヅルだろうか、独特の開き始めた花をデジカメに収め、登山口には13時10分の到着でした。

 所要時間は5時間18分、花探索、ランチ休憩&展望撮影タイム増加で時間はあてになりませんが、展望の周遊ピークハントでした。


 今日はGPSを忘れました。一日中ボーッとしていたのか一品(ホテイアツモリソウ)抜けました。メジャーな山ですので手書きの軌跡図も省略しました。望外なものといえば赤城山に続いてカモメランに出会いました。満足マンゾクの山旅でした。

 機会があれば6月初旬にでも再訪したいものですが、次は泊旅でしょう。いかんせん遠いっすもんねえ。
 
 
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